9. 「課題」の利用

9.18. 課題未提出者に連絡をしたい

アナウンスによる通知の送付

特定の活動の完了状態を条件として表示可能なアナウンスメントフォーラムを作成しておくと、これに投稿することにより、完了していない学生に通知メールを送ることができます。

参考: 「フォーラムへの投稿がユーザに通知される条件を知りたい

  1. 対象の活動の完了トラッキングを適切に設定。
    • 「課題」であれば、「提出」を完了の条件とする。
  2. アナウンスメントフォーラムを複製し、次のように設定。
    • フォーラム名: 任意だが学生にわかりやすいようにつける。(例: ○○未提出者 連絡用)
    • 説明: 空欄にする。
    • 利用制限: 「制限を追加する」により、「活動完了」を選択し、学生が利用「できる」条件として、対象の活動が「完了マークされない必要あり」と設定し、さらに「目玉」アイコンに斜線を入れて非対象者には非表示とする。
    • フォーラムの位置は、対象の活動の直下などがよい。
  3. アナウンスメントフォーラムで「ディスカッショントピックを追加する」により、連絡のタイトルと本文を記入して投稿。

この方法を応用すれば、複雑な条件で通知対象者を絞り込むこともできます。

注意
  • 多種の条件がある場合は、それぞれにフォーラムを作成する必要があります。
  • 通知を誰に送付したかは記録に残りません。その時点の「活動完了」レポートなどを保存しておくことをお勧めします。
  • 通知の受信を意図的にオフにしている学生(ほぼいないと推測されますが)には通知されません。コースにアクセスすれば、フォーラムを開いて投稿を読むことはできます。
メッセージの送付

アクセスログに基づいて学生の各活動への参加状況を「コース参加」のレポートにより得ることができます。このレポートで特定の活動に一定期間参加していない学生のみを選択して一斉にメッセージを送ることができます。

現時点では、大変手順が長く直感的でない方法しか用意されていません。2025年までに実施される予定のアップグレードで、「課題」内から直接メッセージが送信できるようになる予定です。

  1. コースページを開き、上部メニュー→「レポート」をクリック。
  2. 「コース参加」をクリック。
  3. 「活動モジュール」として対象の活動(「課題」などの名前)を選択。
  4. 「期間」(Look back)として、いつ以降の活動参加・不参加を確認したいか選択。
    • 「課題」への提出であれば、提出開始日を含むように選択(おそらく最下行を選べば十分)。
  5. 「ロール」として「学生」を選択。
  6. 「アクション」として対象のアクションを選択。(「課題」の提出であれば「投稿」)
  7. 「Go」をクリック。
  8. 20名を超えている場合は、ページ下部で「すべてを表示する」をクリック。
  9. ページ下部で「すべての「No」を選択する」ボタンをクリック。
  10. 最下部の「選択したユーザに対して」で「メッセージを送信する」を選択。
  11. メッセージを入力し、「メッセージを送信する」をクリック。
注意

アクセスログは一定の期間で削除されます。1年前より古い参加状況は取得できない場合があります。

「課題」に提出したあと提出物を削除しても、「投稿」したというアクセスログが残るため、参加したとしてカウントされます。