岡山大学Moodle FAQ
基本的な事項、よくいただく質問などをまとめています。目次にひととおりお目通しください。
13. 「ワークショップ」の利用
13.4. ワークショップの相互評価対象をグループ内/外に限定したい
グループおよびグルーピングの作成
コースの学生をグループに分ける方法については、「学生をグループ分けしたい」を参照してください。
また、念のため、評価対象基準のグループ群によりグルーピングを構成してください。当該グルーピング内ではグループ間でメンバーが重複しないように分けてください。評価対象を定める基準となるグループ以外のグループが存在しうる場合は特に注意してください。
例: 1週目は学生をW1A, W1B, W1Cのグループに分け、2週目は学生をW2A, W2B, W2Cに分けるとする。2週目のワークショップでグループを基準にした相互評価を行いたい場合は、W2A, W2B, W2CからなるグルーピングW2を用意。
グループ内でメンバーの貢献度などの相互評価をしたい
ワークショップの設定ページで「モジュール共通設定」において、「グループモード」を「分離グループ」に設定し、さらにグルーピングを用いる場合は対象の「グルーピング」を設定します。
提出物のない学生は評価対象とならないので、個別の提出課題などがない場合はダミーの提出をするようすべての学生に指示します。自身の活動アピールを書く場にすると、振り返りの効果も期待できます。
「提出の割り当て」において、スケジュール割り当て(提出期間後はランダム割り当て)により、最大グループの人数のレビュー数を設定しておきます。
グループ内のメンバーを除外して相互評価をしたい
グループ内のメンバーを評価対象としたときのバイアスが懸念される場合は、グループ外の学生のみを評価対象とすることができます。
ワークショップの設定ページで「モジュール共通設定」において、「グループモード」を「可視グループ」に設定し、さらにグルーピングを用いる場合は対象の「グルーピング」を設定します。
「提出の割り当て」において、スケジュール割り当て(提出期間後はランダム割り当て)の画面で、「同一グループ内の他のメンバによるレビューを抑制する」のチェックボックスにチェックを入れ、レビュー数を設定しておきます。