7. コース内コンテンツの利用

7.8. 複数のコースで同じコンテンツを提供したい

科目名の読み替えや同時開講科目で、学務情報システムにおいて主科目に実質的に統合されている場合はコースは一つだけ作成されますが、統合されていない場合は別々のコースになります。これらの別々のコースの参加者に同じコンテンツを提供したい場合、主に2通りの方法があります。

コンテンツのインポート

既に一つのコースにコンテンツが用意されているのであれば、そっくりそのまま別のコースにインポートすることができます。インポート手順については、「前年度のコンテンツを新しいコースで利用したい」を参照してください。

この方法では、インポート時点のコンテンツがコピーされるだけで、一方を変更しても他方には影響しません。一方のコースが完全に仕上がった後でインポートすることをお勧めします。

コースメタリンク

両方のコースの受講者に共通のコンテンツを提供したい場合、コースメタリンクが利用できます。コースメタリンクは、あるコースの受講者を自動的に別のコースの受講者とする、ユーザ登録方法です。「学生等をコースに登録したい」の「コースメタリンク」の項をご参照ください。

対等なコースAとBがある(主・副の関係がない)場合、管理上のお勧めは次のような方式です。

  • コースCを新たに作り、コンテンツはすべてここに置く。
  • コースAとBの受講者を、コースメタリンクによりコースCに参加させる。
  • コースAとBには、コースCへのリンクを張る。

コースAとBの受講者で見せるコンテンツを変えるなど多少の扱いの差をつけたい場合は、ここで元のコース別のグループを作成してユーザを登録することもできます。