岡山大学Moodle FAQ
基本的な事項、よくいただく質問などをまとめています。目次にひととおりお目通しください。
9. 「課題」の利用
9.2. 課題の提出期限・遮断日時・利用制限の違いは何か
タイムライン機能
ダッシュボードの「タイムライン」ブロックは、自分が参加するコースでの各種の期限やイベントのタイミングを一覧表示する機能です。多くの学生はこれを頼りにコースの課題等をこなしていくスケジューリングをしています。
提出期限
提出期限が設定されている課題は、上の図のようにタイムラインに表示されます。また課題の中でも期限と残り時間が明示されます。期限を過ぎても提出は可能ですが、遅延の表示がつくのでそれを加味した評点をつけることが可能です。
遮断日時
「課題」には、提出期限のほかに「遮断日時」が設定でき、この日時を過ぎると一切の提出を受け付けません。しかし、提出期限の設定を省略して遮断日時のみを設定した場合、Moodleでは提出期限がないものとして扱われてしまい、タイムラインに表示されないほか、課題内でも提出期限が明示されないことに注意してください。にもかかわらず、遮断日時以降は提出ができなくなってしまいます。
学生の混乱を避けるため、「遮断日時」を設定する場合は、必ず同時かそれより早い「提出期限」も設定し、遮断日時以降の提出ができないことを学生に周知してください。
利用制限での利用終了日時
利用制限で、利用可能な期間の終了日時を設定すると、それ以降は課題を表示できません(設定によっては課題そのものの存在も隠されます)。課題そのものの提出期限の設定を省略し、利用期間の終了日時を設定すると、上述の「遮断日時」の設定と同じ状況となり、学生は課題の提出期限を知ることができません。
さらに、制限の日時を過ぎると、それ以降は課題ページを開くことができませんので、自分の提出内容を確認できず、また評定がなされてもその評点を知ることができません。
以上から、「利用制限」を用いて利用終了日時を設定することは、通常は避けるべきと考えられます。しかしどうしても、一定日時以降は学生にアクセスさせたくないという事情がある場合は、「遮断日時」の場合と同様に、必ず同時かそれより早い「提出期限」も設定し、利用期間の終了日時以降の提出ができないことを学生に周知してください。