6. エディタ

6.3. 数式を記述したい

Moodleのタイトル類を除くほとんどのテキスト部分(各モジュールの説明文、小テスト設問、フォーラム記事等)には、MathJaxという機能によりTeX形式で数式を記述することが可能です。

数式単独で1行としたい場合は $$$$ または \[\] で式の記述を囲んでください。例えば

\[x=\frac{-b\pm\sqrt{b^2-4ac}}{2a}\]

\[\begin{pmatrix}a_{11} & a_{12}\cr a_{21} & a_{22}\end{pmatrix}^{-1}=\frac{1}{a_{11}a_{22}-a_{12}a_{21}}\left(\matrix{a_{22} & -a_{12}\cr -a_{21} & a_{11}}\right)\]

のように記述すると、それぞれ \[x=\frac{-b\pm\sqrt{b^2-4ac}}{2a}\]\[\begin{pmatrix}a_{11} & a_{12}\cr a_{21} & a_{22}\end{pmatrix}^{-1}=\frac{1}{a_{11}a_{22}-a_{12}a_{21}}\left(\matrix{a_{22} & -a_{12}\cr -a_{21} & a_{11}}\right)\] のように表示されます。

本文中に式を埋め込みたい場合は \(\) で式を囲むことにより、それぞれ \(x=\frac{-b\pm\sqrt{b^2-4ac}}{2a}\) や \(\begin{pmatrix}a_{11} & a_{12}\cr a_{21} & a_{22}\end{pmatrix}^{-1}=\frac{1}{a_{11}a_{22}-a_{12}a_{21}}\left(\matrix{a_{22} & -a_{12}\cr -a_{21} & a_{11}}\right)\) のように表示されます。

いずれも、表示されている式の部分を右クリックするとMathJaxメニューが表示され、「数式を次の形式で表示(Show Math As)」→「TeXコマンド(TeX Commands)」を選択すると元の記述が確認できます。

エディタやブラウザにおいて、「\」は半角のバックスラッシュ「\」で表示される場合と円マーク「¥」で表示される場合がありますが、これは表示に使用しているフォントの違いだけであり、システム内部では同じものとして扱われています。

MathJaxで利用できるTeX形式については「MathJax TeX and LaTeX Support」(公式ドキュメント), 「TeX Commands available in MathJax」(コマンド一覧), 「Easy Copy MathJax」(サンプル集)をご参照ください。

TinyMCEエディタ、Attoエディタともに、数式の入力支援機能を備えています。どちらのエディタでも「🖩」(電卓)アイコンにより利用できます。