岡山大学Moodle FAQ
基本的な事項、よくいただく質問などをまとめています。目次にひととおりお目通しください。
5. コース参加者管理
5.20. 自動出欠で出席にならないことがある
自動出欠ブロックで、完全な「自動」出欠モードにした場合、設定した時間内にコースページやコース内のコンテンツにアクセスすると、自動的に「出席」として扱われます。しかし、学生が時間内にコースを利用していても、以下のように「出席」の条件に合致したと扱われないケースがありますので、注意してください。
時間内にMoodleへのアクセスが発生しなかったケース
「出席」となる時間の直前に動画の視聴を開始したり、長時間かかる小テスト・アンケート・課題などに取り組み始めた場合、提出や他のコンテンツへのアクセスなどの操作をするまで、そのコースに対するアクセスをしなかったとみなされ、遅刻や欠席と判断されることがあります。
「出席」として扱う時間まで動画視聴や解答を開始できないように設定することや、学生には特定の時間内に必ず「自動出欠のモジュール」にアクセスするよう指示することで、確実に出席となるようご配慮ください。
「同一IPの禁止」をしているケース
同一ユーザによる複数ユーザの「出席」を防止するなどの目的で「同一IPの禁止」にチェックを入れている場合、同一のIPアドレスを用いている学生が複数いると、1回の授業時間の最初にアクセスした学生のみ出席となり、それ以降にアクセスする学生は出席になりません。
相部屋等で同一WiFiルータを使用しているケースはもちろん、インターネットアクセスを提供しているアパート等の管理会社の方針によっては建物まるごと同一のIPアドレスが共有されるケースがあります。教室内でも同一のモバイルルータを共有しているケースがあるかもしれません。
個別のインターネットアクセスを管理できる環境でない場合は、「同一IPの禁止」は使用されないことをお勧めします。