3. Microsoft Teams

3.19. Teamsで録画した会議はどこに保存されるか

Teamsで実施された会議を録画した場合、会議の種類により保存先が異なりますが、Teams内にリンクが作成され、クリックするとブラウザ上にStream (on SharePoint)のプレーヤーが表示されます。必要により「Stream (on SharePoint) の概要を知りたい」をご参照ください。

現時点では録画は無期限に保存される設定になっています。動画の有効期限(保存期限)は動画ビューワ(Stream (on SharePoint) ではなく、SharePointまたはOneDriveで再生する画面)の右上の「ⓘ」アイコンより変更することができます。期限が来るととごみ箱に移動し、さらに30日後に完全に削除されます。

仕様は変わる可能性があります。以下は主に2021年2月時点で確認された動作です。

録画の開始方法

会議画面内メインメニューの「」(3点リーダーアイコン)をクリックすると、録画権限があれば「レコーディング」という項目が表示されます。これを選択すると録画が開始されます。会議参加者にはレコーディングされていることが表示されますが、口頭などでもレコーディングしていることをアナウンスするようにしてください。

通常のチャネルでの会議(今すぐ会議, 会議をスケジュール)
  • 保存先: チームのSharePointにあるそのチャネルの「Recordings/表示のみ」(2021/9/28までは「Recordings」)フォルダ。
  • デフォルト共有相手: チームのメンバー全員。追加した出席者とは共有されません。公開チームでも全学には公開されません。
    • 「Recordings/表示のみ」フォルダ内は、一般メンバーがデフォルトでファイルの編集・ダウンロード・削除ができません。
    • 2021/9/28まで使用された「Recordings」フォルダ内は、一般メンバーもデフォルトで編集・ダウンロード・削除が可能です。
  • リンク: チャネル内に作成。
プライベートチャネルでの会議(会議)
  • 保存先: プライベートチャネル専用のサブチームのSharePointにある「レコーディング」フォルダ。
  • デフォルト共有相手: チャネルのメンバー全員。
    • 一般メンバーもデフォルトで編集・ダウンロード・削除が可能です。
  • リンク: チャネル内に作成。
個人間のチャットにおける会議(ビデオ通話)
  • 保存先: 録画したユーザのOneDriveにある「レコーディング」フォルダ。
  • デフォルト共有相手: チャットメンバー全員。
    • 録画したユーザ以外はデフォルトで編集・ダウンロード・削除ができません。
  • リンク: チャット内に作成。
チャネル外での(カレンダーにより設定した)会議(今すぐ会議, 新しい会議, 会議のスケジュール設定)
  • 保存先: 録画したユーザのOneDriveにある「レコーディング」フォルダ。
  • デフォルト共有相手: 会議の予約時に必須および任意として登録した出席者全員(出席していない場合も)。
    • 録画したユーザ以外はデフォルトで編集・ダウンロード・削除ができません。
  • リンク: 会議のチャット内に作成。
カレンダーにより設定・開始したライブイベント
  • 保存先: 不明(調査中)。
  • デフォルト共有相手: ライブイベント作成時に、プロデューサー・発表者と出席者に、利用可否を設定。
  • リンク: とくになし。カレンダー上のライブイベントのダブルクリック(またはクリックして拡大アイコン)により詳細画面が開き、「ライブ イベントのリソース」よりレコーディングをダウンロード可能。
参考