9. 「課題」の利用

9.4. 課題の「提出設定」について知りたい

課題設定ページの「提出設定」のセクションにある「学生に提出ボタンのクリックを求める」の設定は、提出ステータスの遷移に大きな影響を与えるとともに、1件でも提出があると変更ができなくなりますので、事前によく検討して設定してください。

「学生に提出ボタンのクリックを求める」がNo

学生は期限まで何度でも提出が可能です。

下書きと最終提出の区別はありませんので、期限まで待ってから全員の分を一斉に採点するという方法にむいています。提出期限内に採点する場合は、その前後に追加の提出や再提出があると混乱するので、ロックして提出できなくしておくことをお勧めします。

「学生に提出ボタンのクリックを求める」がYes

学生の提出物は何回目の提出かによりバージョンが割り振られ提出の確定ごとに蓄積されていきます。教師はそれぞれのバージョンを見比べることなどができます。学生もその履歴をすべて確認できます。いくつまでバージョンを作成できるかは「許可された提出回数」により設定します。

学生が課題ファイル等の提出物のアップロードを行うと、その提出物は一旦その回の下書き(未提出)として保存されます。下書きがある場合、学生には「課題を提出する」と「提出を編集する」のボタンが提示されます。下書きは何度でも編集・アップロードが可能です。

「課題を提出する」(提出ボタン)をクリックすると、確認画面が表示され、確認後は提出がロックされます。ロックの解除には必ず教師の関与が必要です。

期限がない課題や長期間提出可能な課題で、提出されるつど採点を行うという方法にむいています。また、学生とのインタラクションを通じて提出物の質を向上させていくという目的にも適しています。

下書き状態に戻す
  • 教師は、「提出」タブで、提出物を手動で下書き状態に戻すことができます。提出物のバージョンは増えません。
再オープンする(次のバージョンの提出を許可する)
  • 「提出許可」が「手動」: 教師は、「提出」タブで、提出物を手動で再オープンできます。
  • 「提出許可」が「自動」: 教師が採点をすると点数によらず自動で再オープンされます。
  • 「提出許可」が「合格するまで自動」: 教師が採点をしそれが合格点未満であれば自動で再オープンされます。