岡山大学Moodle FAQ
基本的な事項、よくいただく質問などをまとめています。目次にひととおりお目通しください。
4. コース作成・削除・編集・レイアウト
4.5. コースをバックアップしたい
コースページ上部の「さらに」より「コース再利用」に進むと「インポート」ページが開かれ、「インポート」のドロップダウンメニューより「バックアップ」を選ぶと、バックアップ設定の画面となります。
そのコースのデータのうちバックアップの必要な項目にチェックを入れ、「最終ステップにジャンプする」により、すぐにバックアップが開始されます。特定のセクションのみ、特定の活動のみ、などの選択をしたい場合は、「次へ」に進んで選択し、さらに進んでいくとバックアップが開始されます。
デフォルトではユーザやユーザが作成したデータはバックアップに含まれませんので、成績評価の根拠資料としてバックアップするときは最初のページで「登録済みユーザを含む」にチェックが必要です。ユーザに関するデータは個人情報に該当しますので、取り扱いにご注意ください。ユーザ情報のリストアにはコースの「マネージャ」権限が必要です。権限の付与等は「お問い合わせフォーム」でご相談ください。
コースの容量により、バックアップの作成には一定の時間がかかりますので、しばらくお待ちください。何度も続けてバックアップすることはお避けください。特に大容量のコースをバックアップすると、一時的にサーバの負荷が非常に高くなり他の利用者の利用に影響が出ることがあります。現在、授業のある日の8:00から18:00は一律にバックアップ処理を制限し、ドロップダウンメニューからも「バックアップ」を選択できません。
バックアップが完了すると、「リストア」のページが表示され、そこからバックアップファイルをダウンロードすることができます。このファイルは適切に展開すれば中を見ることが不可能ではありませんが、リストア時に機械的に処理するための形式で内部の構造は大変複雑です。人手で編集してリストアするという利用方法は想定していませんのでお避けください。バックアップファイルは、ダウンロード後、早急にサーバから削除をお願いします。
なお、50MBを超えるバックアップファイルをアップロードするにはコースの「マネージャ」権限が必要です。権限の付与は、既にマネージャ権限をもつ人に依頼するか、「お問い合わせフォーム」でご依頼ください。また、1GBを超えるとMoodleサーバの制限によりアップロードできませんのでバックアップとしての意味はほとんどありません。コース全体ではなくモジュール単位でのバックアップもご検討ください。
注意点まとめ
上述の内容の繰り返しとなりますが、以下にご注意ください。
- 通常学期中の平日8:00〜18:00はコースのバックアップ作業はできません。
- デフォルトでは参加者リストや提出物などのユーザデータはバックアップされません。
- バックアップファイルは早急にサーバから削除してください。
- 1GBを超えるバックアップファイルはダウンロードしてもアップロードできません。
- バックアップファイルは大変複雑であり人手による編集は想定されていません。