岡山大学Moodle FAQ
基本的な事項、よくいただく質問などをまとめています。目次にひととおりお目通しください。
5. コース参加者管理
5.11. 参加者一覧表のステータスについて知りたい
登録ステータス
コースの参加者一覧表(コース上部のメニュー→「参加者」)では、各参加者の登録方法ごとに登録ステータスが表示されます。各ステータスの意味は次のとおりです。
- アクティブ: その参加者は設定されているロールの権限でコースにアクセスし、リソースの閲覧や活動への参加をすることができます。
- 一時停止: 他にアクティブとなっている登録方法がなければ、その参加者はコースにアクセスできません。参加者の各種情報(提出物・答案・評点等)も原則として表示されなくなります。ただしデータが削除されることはありません。
- 課題: 参加者数にカウントされず、提出一覧にも表示されません。
- 小テスト: デフォルトでは受験結果に表示されません。受験者オプションとして「小テストを受験したことのあるユーザすべて」を選択すると表示されます。
- 評定: 評定者レポートに表示されません。エクスポートしてもデータに含まれません。
- 現在なし (Not current): 登録期間を指定していてその期間外であるか、登録方法自体が無効化されています。「一時停止」と同様の状態になります。
登録ステータスの変更
ステータス表示の右にある編集(歯車)アイコンにより、各参加者の登録ステータスを変更できます。
また、複数人を一括して変更したい場合は、対象者の左側のボックスにチェックを入れ、最下部のメニューで対象となる登録方法に関して、「選択したユーザの登録を編集する」により一括変更可能です。
連携による登録の登録ステータス
当年度および前年度に開講される授業科目については、学務情報システムのデータにもとづいて担当教員と履修登録している学生が、該当するMoodleコースに「連携による登録」という方法によって自動的に登録されます。
学務情報システム内のデータが以下の状態になった場合、これらの参加者の登録ステータスは自動的に「一時停止」ステータスとなります。
- 前々年度およびそれ以前の科目の場合。
- 担当教員でなくなった場合や、履修登録を取り消した場合。
- 退職、卒業、科目等履修生の在籍期間終了などにより、本学の構成員でなくなった場合。
この状況のまま手動で「連携による登録」のステータスを「アクティブ」にすれば、提出物や評点の確認は可能になりますが、翌日には「一時停止」に戻ってしまうことにご注意ください。学務情報システムでの登録が復活するなど条件を再度満たせば、再び「アクティブ」の状態に戻ります。
何らかの理由で「一時停止」になってしまったユーザをMoodleの授業科目コースに参加させたい場合は、「学生等をコースに登録したい」を参照して「手動登録」をしてください。コースの利用形態によっては「自己登録」を設定することも可能です。