岡山大学Moodle FAQ
基本的な事項、よくいただく質問などをまとめています。目次にひととおりお目通しください。
7. コース内コンテンツの利用
7.5. 課題等を提出しようとしたらログイン画面に戻ってしまうことがある(主に学生向け)
セッションのタイムアウト
岡山大学Moodleでは、一定時間(現在の設定では24時間)ページ遷移を伴う操作を何も行わないと、セッションがタイムアウトとなりログアウトされる設定となっています。タイムアウトの10〜20分前にタイムアウトが近いという警告が表示され、その時点ではセッション延長を選択することは可能です。しかし、タイムアウトの時刻を過ぎてしまうと、延長ボタンを押しても無効となります。
提出する課題の編集、小テストの解答、アンケートの回答等に長時間要してタイムアウトしてしまうと、提出しようとしたときには既にログアウトしてしまっていて、それまでの作業内容が破棄されてログイン画面に戻ってしまうことになります。入力途中にタイムアウトに気付いたら、ページの移動をせず、まずはスクリーンショットを撮るか入力中のテキストをコピーするなどし、すみやかに別の場所に保存することをお勧めします。
タイムアウト以外のネットワークやPCの不調に備えるためにも、長時間かかる作業をする場合は、次のような予防策をとってから臨むことも検討してください。
Moodle外で文章を作成する
ブラウザ上で文章を入力するのではなく、PC上の文書作成アプリ(Word, メモ帳, その他エディタ)に文章を入力し、これをMoodleの編集画面にペーストすることで、タイムアウトの影響を受けなくなります。PCの不調にも備えるには、自動保存できるアプリを使用したり、頻繁に一時保存することをお勧めします。
ほかには、Office Online、Googleドキュメント、Evernote、Dropbox Paper等のWebアプリでは、ブラウザ上で文章を編集できるだけでなくリアルタイムに一時保存されます。
エディタの自動保存機能を利用する
岡山大学Moodleで採用されている2種類のHTMLエディタ(TinyMCE, Atto)のいずれも、下書き自動保存機能があります。不注意によるタイムアウトや別タブでのログアウトなどをしてしまっても、入力中の文章が回復できることが多いですが、どのような場面でも確実に回復できることを保証しているわけではありません。長時間の入力作業が想定される場合は、必ず上記のような予防策を併用してください。