オンライン授業関連ツール等 FAQ
オンライン授業を実施する上で必要となるPC・機材・アプリ・外部サービス等の活用、さらに著作権法に関する質問項目をまとめています。目次にひととおりお目通しください。
2. 動画
2.1. PowerPointプレゼンテーションにナレーションを入れ動画として保存したい
前提条件
古い形式のPowerPointファイル(.ppt)にはナレーションを録音して動画とすることができません。必ず新しい形式(.pptx)で保存しなおしてから使用してください。
下記操作方法や画面構成はPowerPointのバージョンにより変わることがよくあるので、適宜読み替えてください。
記録準備
PowerPointでナレーションを録音するには、「スライドショー」→「スライドショーの記録」より、通常であれば「先頭から記録」を選びます。この場合も、後から任意のページの記録が可能です。また、この機能では音声のナレーションだけでなく、手書きのペンによるメモ書き、レーザーポインター、フロントカメラによる話者の映像も記録することがでます。必要に応じて下部のメニューから選択しておいてください。カメラとマイクのオン・オフは、開始時に決定しておく必要があります。
記録開始・終了
左上(macOSでは中央上)の「記録」ボタンをクリックすると、3秒のカウントダウンの後に記録が開始されます。記録はすべてページごとに保存され、後ですべてが連結されます。このため、記録中はページを戻ることはできません。一度表示したページを再度表示する必要があるときは、同じページをコピーして用意し、一方向にのみ進んでいける構成としてください。ページを進めるには矢印ボタンを使用します。
記録が終了したら「停止」ボタンを押してください。「再生」により記録された内容を確認できます。一旦、この記録画面を閉じて、適当な名前でファイルを保存しておくことをお勧めします。
動画生成
動画として保存するには、「ファイル」→「エクスポート」より、「ビデオの作成」を選択します。デフォルトで「フルHD(1080p)」の解像度が選択されていますが、高精細な写真や細かい文字がなければ「標準(480p)」でも十分と思われます。それぞれの解像度で保存して確認してみてください。設定ができたら「ビデオの作成」ボタンにより保存先を選んで動画を保存します(macOSでは、エクスポート時のファイル形式として「MP4」か「MOV」を選び、「品質」により解像度を選んで、「エクスポート」します)。プレゼンテーション時間と解像度設定により動画への変換・保存にはかなり時間がかかることがあります。