オンライン授業関連ツール等 FAQ
オンライン授業を実施する上で必要となるPC・機材・アプリ・外部サービス等の活用、さらに著作権法に関する質問項目をまとめています。目次にひととおりお目通しください。
2. 動画
2.4. 音声ファイルを動画として保存したい
YouTube等の多くの動画の共有サービスでは動画形式のファイルしかアップロードできません。これらのサービスで音声だけを共有したい場合は、ビデオストリームのない動画形式に変換するか、ダミーの静止画(または映像)をビデオストリームとして含む動画形式に変換する必要があります。前者は、再生すると映像部分が真っ黒などで表示されます。
ビデオストリームのない動画形式
M4Aファイルからの変換
M4Aファイルは音声ファイルですが、ビデオストリームのないM4Vファイルとまったく同じです。拡張子を .m4v または .mp4 に変更すれば、そのまま動画ファイルとして扱えます。
MP3からM4Aに変換する外部サービス(Audio Converter Online 等)もありますので、これによってM4Aを用意すれば、上記の方法が利用できます。
ffmpegによる変換
ffmpegでうまくオプションを設定すれば、ビデオストリームなしでオーディオストリームのみの動画ファイルを作成することができます。(TODO: 具体的な方法を記述)
ダミーのビデオストリームを含む動画形式
ビデオエディター
Windowsには標準で「フォト」アプリに「ビデオエディター」が含まれており、以下の手順により動画を生成できます。ダミー映像を静止画として用意する場合は、指定した静止画をどれくらいの期間映すかを決め、完成した映像全体に音声トラックを付随させるイメージとなります。
- スタートメニューから「ビデオエディター」を起動。
- 「プロジェクト」を新規に作成。
- ダミーとなる静止画を「プロジェクトライブラリ」(画面サイズによっては隠れているので「>」アイコンにより表示させる)に追加。
- 「ストーリーボード」の左端(先頭)にコピーし、右クリックによりその静止画の「期間」を音声ファイルの総時間(秒数)に設定。
- 「カスタムオーディオ」をクリックし、「オーディオファイルの追加」により音声の録音されたファイルを追加して「完了」。
- 「ビデオの完了」により画質は最低とし「エクスポート」。
- 作成された動画ファイルを必要に応じて圧縮(「動画ファイルを圧縮したい」参照)。
外部サービス
種々のサービスがありますが、ほぼ直感的に利用できると思います。
- MP3TUBE: 有名です。MP3TUBEのロゴが静止画として使用されます。変換に時間がかかる傾向があります。
- Convert MP3 to Video: 種々の動画・音声変換サービスを提供するFileConvertoのサービスの一つです。任意の静止画を利用できます。音声はMP3しかアップロードできませんので、別の形式であれば Audio Converter Online 等で変換してから利用してください。