8. リソース型モジュールの利用

8.6. 授業資料等のファイルを置きたい

ファイル

PC上にある各種のファイルを資料として個別に置きたいときは、「ファイル」モジュールを使用してください。

編集モードで、目的のセクションの「活動またはリソースを追加する」により、追加したいモジュールのメニューが出るので、ここから「ファイル」を選択して「追加」します。「ファイル」に固有の設定項目は次のとおりです。

  • 名称: コースのセクションに表示される名前です。
  • 説明: このファイルが何のためのものなのか等を表す説明文です。「コースページに説明を表示する」にチェックを入れると、コースにあるモジュール名の下に表示されます。チェックしないとファイルの表示方式によってはまったく表示されません。
  • ファイルを選択する: 提示したいファイルをここにアップロードします。複数のファイルを置けますが、表示できるのは「メインファイル」のみです。それ以外のファイルはメインファイルからの明示的なリンク等によってアクセスする場合にのみ使用できます。
  • 表示(アピアランス): ファイルの表示方法です。ヘルプを参照してください。
ドラッグ&ドロップによるファイルの設置

コースが編集モードになっていれば、PC上にあるファイルをドラッグ&ドロップにより、任意のセクションの最下部に配置することができます。複数のファイルを一度にドラッグ&ドロップ可能です。

「名称」はファイル名(から拡張子を除いたもの)になります。必要に応じて「ペン」アイコン(🖋)により変更してください。

「説明」は空、「表示」は「自動」となります。これらの変更が必要なら、「設定を編集する」により変更してください。

メディアファイルでの特例

メディアファイル(画像、音声、動画)をセクションにドラッグ&ドロップすると、ダイアログが表示されますので、目的に応じて選択してください。

  • コースページにメディアを追加する: 「テキストおよびメディア領域」(旧「ラベル」)リソースでコースに直接ファイルの内容(またはプレーヤー)が表示されます。
  • ファイルリソースを作成する: 通常の「ファイル」リソースです。
ZIPファイルでの特例

ZIPファイルをセクションにドラッグ&ドロップすると、ダイアログが表示されますので、目的に応じて選択してください。

  • ファイルを展開してフォルダを作成する: 「フォルダ」リソースが作成され、ZIP内のディレクトリ構造が展開されて配置されます。「フォルダ」リソースについては下記を参照してください。
  • ファイルリソースを作成する: 通常の「ファイル」リソースです。クリックするとZIPファイルがそのままダウンロードされます。
フォルダ

例えば1回分の授業資料が複数のファイルで構成されているなど、学生が一つずつクリックして開くより一度にPCにダウンロードしてPC内で閲覧する方が効率がよいときは、「フォルダ」モジュールを使用できます。

デフォルトではフォルダのリンクをクリックすると、すべてのファイルが一覧でき、それぞれのファイルのダウンロードや、フォルダ全体のZIPファイルのダウンロードが可能です。オプションによりコース内にファイル一覧を表示させたり、ZIPダウンロードを不可にしたりもできます。