岡山大学Moodle FAQ

macOSにおけるSafariの新しいバージョンの仕様により、Moodleからダウンロードするファイル名の文字化けが発生することがわかり、これに対応しました。この結果、逆に非常に古いSafariでは機能不足のため正しいファイル名を取得できなくなり、URLに基づいてファイル名がつくようになりました。URL末尾がview.phpの場合、ダウンロードされるファイル名がview.phpとなります。ZIPをダウンロードした場合もZIPとみなされませんので自動展開されません。

現在報告をいただいているのは次の環境です。

• macOS Sierra 10.12.6 / Safari 12.1.2
• macOS High Sierra 10.13.6 / Safari 13.1.2
• macOS Big Sur 11.5.2 / Safari 14.1.2

古いOSやブラウザはセキュリティ上のリスクと考えられますので、早急にアップグレードするようにお願いします。

なお、緊急にそのOSを使用して作業する必要がある場合は、Safariではなく別のブラウザ（ChromeやFirefox）を使用していただければ、この症状は発生しません。また、view.phpの中身は正常なZIPファイルですので、ファイル名拡張子が.zipとなるようにFinderやターミナルから名前を変更すれば展開可能になります。

注意: Finderのデフォルト設定ではファイルごとに拡張子の表示・非表示が変更でき、拡張子も含めて名前を変更すると自動的に非表示モードとなり、拡張子そのものは変更されません。ファイルメニューかコンテキストメニューの「情報を見る」（Command+i）より、「名前と拡張子」の欄では拡張子の変更が可能です。あらかじめ、Finderの「環境設定」→「詳細」より「すべてのファイル名拡張子を表示」をオンにしておけば、拡張子が非表示にならないため拡張子に関する混乱を防ぐことができます。