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5.2. WindowsのExcelでCSVファイルを開くと文字化けする

WindowsのExcelには、(BOMという特殊記号を付加していない)UTF-8エンコーディングされたCSVファイルを単純に開くと、UTF-8であると認識できずに文字化けするという不具合(Microsoftは不具合とは認めていないかもしれません)があります。

まず、ファイルがCSVかExcelかはアイコンだけでは区別が難しいので、容易に識別できるように、エクスプローラーの表示設定で「ファイル名拡張子」あるいは「拡張子を表示する」をオンにすることをお勧めします。

Windowsへの対応を考慮してBOMを付加したCSVであればよいですが、そうでないCSVファイルは単純に開くのではなく、次の手順でインポートしてください。

  1. Excelを(スタートメニューなどから)起動し、空白のブックを開く。(新規のExcelファイルを作成してから開いてもよい)
  2. 「データ」タブを開く。
  3. リボンの左側にある「データの取得と変換」内の「テキストまたはCSVから」をクリック。
  4. 目的のCSVを選択して「インポート」。
  5. 「区切り記号」が「カンマ」になっていることを確認し、さらにサンプルのインポート結果で問題なさそうなら「読み込み」。
  6. テーブル範囲(特に左上)が所望と異なる場合は、右クリックして「テーブル」→「範囲に変換」した後、必要な範囲を選択して「挿入」タブ→「テーブル」をクリックし、「先頭行をテーブルの見出しとして使用する」のチェックを確認して「OK」。
  7. 「テーブルデザイン」を適宜修正。